未来のフィッシャーマンを育てる

うおうおキッチン

ABOUT

魚をさばく以上の体験。
うおうおキッチンは、魚が美味しい街ならではの体験イベントです。
子どもから大人まで、みんなで地元の魚をさばき、美味しい料理をつくります。時には、漁船に乗ったり、魚市場や加工会社を見学して、地元や水産業のストーリーを聞くこともできます。

地元への愛を深める。生きる力を身につける。水産業に対する興味を持つ。そのきっかけをつくるべく、漁師や水産加工会社の仲間たちの協力のもと、魚をさばいて、みんなで一緒に味わう体験を提供しています。

BACKGROUND

いま水産業では、担い手不足や水産資源の減少が叫ばれています。そんな現状を打開するには、変わりつつある水産業の魅力を知ったり、魚に関する正しい知識を得ることが欠かせません。しかし、一般の人たちは普段、水産業界と接する機会が多くありません。ならば、水産業が盛んな地域の強みを生かして、水産業を美味しく楽しく学べる機会を作ろう。そんな思いから、漁師や水産加工会社の仲間たちに声をかけ、スタートしました。

また、うおうおキッチンは、水産業だけでなく、社会全体を変える取り組みでもあります。なぜなら、孤食を減らすことや生きる力を身につけることにもつながるからです。いま子ども1人で食事をとる孤食が増え、栄養バランスの偏りやコミュニケーション不足が懸念されています。うおうおキッチンでは、魚をさばく体験を通じて、栄養バランスのとれた魚料理をつくるとともに、みんなで会話し、食卓を囲む「共食」を大切にしています。そして、魚をさばけるようになれば、魚が比較的簡単に手に入る産地において、食に困る可能性を少しでも減らすことができるとも考えています。

RESULT

宮城県石巻市と北海道札幌市の二つの地域にて実施しています。

2023年8月〜
FJ事務所であるTRITON SENGOKUの1階スペースを利用し、月2回のペースで開催

WEB SITE

関連プロジェクト

TRITON JOB SPOT

好きなときに、好きな海で働こう。 水産業での新しい働き方「TRITON JOB SPOT」。どなたでも1シーズンから海の仕事を始めることができます。 漁師として全国の漁村を旅するように渡り歩く。 社会人や学生の肩書きを持ちながら、1シーズンだけ漁師として働く。 閑散期の間だけ漁師が他の漁村の手伝いに向かう。 私たちは「TRITON JOB SPOT」を通じて、そんな水産業での新しい働き方を提案します。水産業での自由で柔軟な働き方を広めることで、人材の流動性を高め、繁忙期の漁村が抱える季節的な人材不足の解決を目指します。 <「TRITON JOB SPOT」が考える新しい働き方> 1.フリーランス漁師 全国の漁村を旅するように渡り歩く漁師ケース。これまで「TRITON PROJECT」で築いてきた全国の漁師ネットワークを活用し、複数の親方が一人の担い手を育てあげます。 2.学生・スポット漁師 普段は学生や社会人の肩書きを持ちながら、休みの期間を利用して漁師として働くケース。漁業体験を提供することで、将来、水産業に関わる人(=フィッシャーマン)を増やします。 3.一次産業フリーランス すでに一次産業で季節的に働く人が漁業も行う漁師ケース。農業や林業といった他の一次産業との横の交流を活発化させ、人材の流動性を高めます。 4.漁師副業 すでに漁師として働いている人が休漁期・閑散期に別の漁村で働く漁師副業ケース。全国レベルの広い漁村・船同士のネットワークをつくります。