未来のフィッシャーマンを育てる

SeaEO PROJECT

ABOUT

SeaEOプロジェクトは、水産業とは異なる領域で仕事・学習していた人たちを呼び込み、水産業に変化や刺激をもたらすプロジェクト。
私たちは、個人の興味・関心を起点にして、水産業というフィールドで課題解決に挑む人たちに「SeaEO」という肩書きをつけました。例えば、マーケティング(marketing)に興味がある人は「SeaMO」という肩書きをもち、マーケティングの知見を活かして水産業の課題を解決していきます。
肩書きだけでなく、雇用形態もいろいろ。正社員からインターン、複業・兼業まで、水産業との多様な関わり方を設計することで、新3K(かっこよくて、稼げて、革新的)な水産業を実現します。

BACKGROUND

これまでの水産業は、デザインやマーケティングという異分野との接点をあまり持たずしてきました。しかし、時代が変化していく中で、今の水産業に閉塞感を感じる若手経営者たちは異分野の知見を必要としています。
その一方、漁師や水産加工会社が、個社で異分野の人材育成・研修制度を整えることは難しく、外部からの人材を受け入れる体制が整備されていませんでした。そこで、石巻の水産加工会社チーム「ワラサクラブ」と、100人以上の学生の水産加工会社へのインターンをコーディネートしてきたフィッシャーマン・ジャパンとが、外部から関わる人材をSeaEOとし、共同の採用・研修プログラムをつくることで、これまで水産業に関わりのなかった人でも安心して飛び込める環境を整えました。

関連プロジェクト

TRITON JOB SPOT

好きなときに、好きな海で働こう。 水産業での新しい働き方「TRITON JOB SPOT」。どなたでも1シーズンから海の仕事を始めることができます。 漁師として全国の漁村を旅するように渡り歩く。 社会人や学生の肩書きを持ちながら、1シーズンだけ漁師として働く。 閑散期の間だけ漁師が他の漁村の手伝いに向かう。 私たちは「TRITON JOB SPOT」を通じて、そんな水産業での新しい働き方を提案します。水産業での自由で柔軟な働き方を広めることで、人材の流動性を高め、繁忙期の漁村が抱える季節的な人材不足の解決を目指します。 <「TRITON JOB SPOT」が考える新しい働き方> 1.フリーランス漁師 全国の漁村を旅するように渡り歩く漁師ケース。これまで「TRITON PROJECT」で築いてきた全国の漁師ネットワークを活用し、複数の親方が一人の担い手を育てあげます。 2.学生・スポット漁師 普段は学生や社会人の肩書きを持ちながら、休みの期間を利用して漁師として働くケース。漁業体験を提供することで、将来、水産業に関わる人(=フィッシャーマン)を増やします。 3.一次産業フリーランス すでに一次産業で季節的に働く人が漁業も行う漁師ケース。農業や林業といった他の一次産業との横の交流を活発化させ、人材の流動性を高めます。 4.漁師副業 すでに漁師として働いている人が休漁期・閑散期に別の漁村で働く漁師副業ケース。全国レベルの広い漁村・船同士のネットワークをつくります。