未来のフィッシャーマンを育てる

TRITON PROJECT

ABOUT

新世代のフィッシャーマンを増やし、未来に向かってこの国の水産業を変えていくプロジェクト。

新人漁師が暮らす6つの「TRTON BASE」
海の仕事を学ぶ「TRITON SCHOOL」
海を知り、海の仕事を探す「TRITON JOB」
そして、漁師と若者をつなぐ「TEAM TRITON」
海という名の宇宙で、まだ見えない星を目指す。
それは、みんなで未来をつくるということ。

海からはじまる新しい物語に、あなたも参加しませんか?

BACKGROUND

漁獲減少、魚離れ、漁業者の高齢化、後継者不足、漁村の過疎化。
かつて世界一と呼ばれた日本の水産業は、ピンチを迎えています。

日本の漁業は代々その家で受け継がれてきたため、
漁師たちは外から人を受け入れた経験がありませんでした。
一方で、若者たちにとっても海の仕事は未知の世界。
どこに入口があるのかわからないという声を多く聞きます。

2015年7月に誕生した「TRITON PROJECT」は、
新しい時代を担う若者と漁師をつなぐことを目的としたプロジェクトです。

若者を受け入れるための土台づくりにはじまり、求人発信、問い合わせ対応、マッチング、
就業後の住まいの提供やステップアップのための勉強会など、専任スタッフがトータルサポート。

行政、漁協、地域がひとつのチームとなり、未来のフィッシャーマンの育成に取り組むほか、
水産業の魅力を伝えるために、子供たちや学生に向けた漁業体験や課外授業なども行っています。

RESULT

TRITON PROJECTを通して漁業就業した若者は40名を超え、そのうちの2名が区画漁業権、1名が共同漁業権を取得。それぞれの地域で初めての事例となる新規参入の漁業権取得を成し遂げました。
石巻市との連携を皮切りに、事業は他地域にも広がりを見せています。

事業受託実績
2015年12月〜 石巻市水産業担い手センター事業を受託
2018年4月〜 北海道利尻島の漁師の魅力化・担い手育成事業を受託
2020年4月〜 気仙沼市沿岸漁業担い手対策事業を受託
2020年6月〜 宮城県新規漁業就業者定着支援業務を受託
2020年4月〜 静岡県西伊豆町担い手対策事業を受託
2022年4月〜 三重県南伊勢町担い手育成事業を受託

関連プロジェクト

TRITON JOB SPOT

好きなときに、好きな海で働こう。 水産業での新しい働き方「TRITON JOB SPOT」。どなたでも1シーズンから海の仕事を始めることができます。 漁師として全国の漁村を旅するように渡り歩く。 社会人や学生の肩書きを持ちながら、1シーズンだけ漁師として働く。 閑散期の間だけ漁師が他の漁村の手伝いに向かう。 私たちは「TRITON JOB SPOT」を通じて、そんな水産業での新しい働き方を提案します。水産業での自由で柔軟な働き方を広めることで、人材の流動性を高め、繁忙期の漁村が抱える季節的な人材不足の解決を目指します。 <「TRITON JOB SPOT」が考える新しい働き方> 1.フリーランス漁師 全国の漁村を旅するように渡り歩く漁師ケース。これまで「TRITON PROJECT」で築いてきた全国の漁師ネットワークを活用し、複数の親方が一人の担い手を育てあげます。 2.学生・スポット漁師 普段は学生や社会人の肩書きを持ちながら、休みの期間を利用して漁師として働くケース。漁業体験を提供することで、将来、水産業に関わる人(=フィッシャーマン)を増やします。 3.一次産業フリーランス すでに一次産業で季節的に働く人が漁業も行う漁師ケース。農業や林業といった他の一次産業との横の交流を活発化させ、人材の流動性を高めます。 4.漁師副業 すでに漁師として働いている人が休漁期・閑散期に別の漁村で働く漁師副業ケース。全国レベルの広い漁村・船同士のネットワークをつくります。