これからの水産業を持続可能にする
フィッシャーマンジャパン・ブルーファンド
ABOUT
フィッシャーマンジャパン・ブルーファンド設立。
漁業団体とフィンテック企業が連携し、海の豊かさを守るための新しい投資・寄付の仕組みをつくりました。
ブルーエコノミーを牽引する企業から、採算ベースには乗りにくい水産業の担い手育成事業まで。水産業の枠にとどまらず、海に関する幅広い企業・事業が支援対象となります。
法人・個人からのインパクト投資と寄付を組み合わせた新しいファイナンスの形をつくることで、海というフィールドにより多くの人を巻き込み、持続可能な水産業の実現と海洋環境の保全を両立するブルーエコノミーの推進を図ります。
<投資対象>
水産業のみならず資源管理・海洋環境保全のための海のDX化、サステナブルな養殖エサの開発、海洋プラスチックの回収・リサイクル、海のサーキュラーエコノミーの実現、サステナブルシーフードの流通販売など、国内外の幅広い事業
<寄付対象>
短期的に収益が見込めないためこれまでボランティアや公金で行うことを余儀なくされていた水産業の担い手育成、ビーチクリーン、藻場再生(磯焼け対策、海藻移植)、サステナブルシーフードの普及・啓蒙など
※ブルーエコノミー:海を守りながら利用することで経済や社会全体をサステナブルに発展させていこうとする海洋産業のこと
※インパクト投資:従来の経済的なリターンの獲得に加え、投資を通じて社会的課題の解決を目指す投資のこと
BACKGROUND
これまでフィッシャーマン・ジャパンは、水産業の担い手育成事業「TRITON PROJECT」や環境保全プロジェクトを立ち上げる他、海外輸出や水産業のDXを促進するなど、水産業全体の課題解決に取り組んできました。
その一方、水産業の現場では、
「これまで獲れていた魚がゼロになった」
「暖かい海域に住む魚が東北で水揚げされた」
「養殖しているワカメの成長が悪い」
といった海の異変が日々起きています。
海洋環境に変化が生じている今。水産業に関わる私たちこそ、海洋環境の保全に全国規模で取り組んでいかなければならないのではないか。そう考えた私たちは、フィンテック企業であるミュージックセキュリティーズと連携し、海の豊かさを守る新しいファンドをつくりました。
RESULT
2022年 3月14日 設立
2023年 12月 第一弾投資先企業決定 (株式会社ベンナーズ・株式会社REMARE)
ブルーエコノミーの実現を目指し、引き続き投資を行います。