水産業のしくみを変える

次世代経営者育成

ABOUT

三陸の水産事業経営者を対象に、経営学的なアプローチから参加者の事業環境整理と戦略の策定、成長戦略の再構築を後押しする「水産イノベーションキャンプ」を開催。

石巻を拠点に活動する水産加工会社の若手が、事業継承や会社の経営を担う存在になりつつある現状を踏まえ、関係を築き、販路共有や商品開発などを行っています。

今までにはないチームとして水産業を盛り上げる団体「ワラサCLUB」を結成するなど、次世代を担う人材を育てることで、未来の水産業を創造します。

BACKGROUND

水産資源の減少、労働者不足、それに伴う売上の減少。加えて、コロナ禍による事業環境の変化。

従来の経営方法からの転換期とも言えるこの時代において、変化に対応できる経営人材の育成や、人材の交流の場を作る必要性が生まれました。

「水産イノベーションキャンプ」では、三陸各地から集まった経営者が、自社の経営理念や思い描いている成長戦略をぶつけ合い、地域を超えた経営者同士の繋がりを生むことができました。参加者は3ヶ月(全5回)の講座を通して成長戦略を練り上げ、「三陸水産イノベーションサミット」でプレゼンテーションを行うことで経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報・ノウハウ)の獲得の機会を得ることが出来ました。

「ワラサCLUB」は、石巻の水産業の未来を担う若手人材が会社の垣根を越えて繋がる場を設け、販路の共有や商品企画をチームで行うことにより、水産業の流通に活性化が起こることを目指して結成された団体です。
これまでに、海鮮バーベキューセットをドライブスルー形式で販売した「ギョライブスルー」や、飲食店向けの商品を割安で販売した「アウトレット朝市」、震災から10年を機に、支えてくれた人々へ感謝と美味しい海の幸をお届けするギフトカタログ「いしのまき魚町物語」の販売など、石巻の恵まれた海の幸を強みに、チームでの商品企画や販路開拓を行いながら、ユニークな挑戦を続けています。

RESULT

2020年7月~9月 水産イノベーションキャンプ実施
宮城県から6社、岩手県から5社、青森県から1社の計12社12名が参加。自社戦略の再構築のみならず、地域を超えた経営者同士の繋がりが発展した3ヶ月となりました。

関連プロジェクト

ふぃっしゃーまん亭

仙台空港2Fに、三陸の牡蠣と海鮮丼を楽しめるお店『ふぃっしゃーまん亭』がオープンしました。 このお店、普通の飲食店でありません。 「流通革命」なんです。水産業の「生産・消費・ビジネス」を変えていく可能性があるんです。 その理由はこちら。 ①全国のサステナブル・シーフードが調達可能に CoC認証を取得した水産加工会社とOEM契約を結び、全国各地のサステナブル・シーフードを扱うことが可能になりました。特別加工されているため、空港店舗内ではほとんど人の手を加えずに料理を提供できます。 ②魚食文化やサステナブル・シーフードの発信 衰えゆく魚食文化、十分に普及しているとは言えないサステナブル・シーフード。ふぃっしゃーまん亭では、海鮮丼という消費者にとって身近な形で料理を提供し、三陸の海の幸、サステナブル・シーフードの魅力を積極的に発信していきます。 ③DXによる飲食ビジネスの変革 今後、AIツールを導入していく予定です。消費者や天気などのデータを取得、人・場所・天気にあったメニューを自動で作成します。また、キャッシュレスによる省人化などDXを推進し、人に頼らないオペレーションで全国展開を目指します。 これまで私たちは、水産業のしくみを変えるべく、仙台空港での輸出組合の立ち上げなどの取り組みを進めてきました。 今回の新店舗オープンは、その延長にあるプロジェクト。 仙台空港から、水産業のしくみを変える。そして新3Kへ。 仙台空港にお立ち寄りの際は、ぜひご利用ください。