2022.6.22

フィッシャーマン・ジャパンに、 漁業界の先輩である鳥羽一郎氏からエール。若手漁師との世代を超えた出会いが石巻で実現。

漁師としての経歴を持ち、海に生きる男たちを歌で鼓舞してきた演歌歌手・鳥羽一郎氏が、水産業の担い手育成事業「TRITON PROJECT」に取り組む若手漁師団体・フィッシャーマン・ジャパンにエールを送ります。新曲「北海の花」のミュージックビデオにFJの漁師たちが特別出演するほか、鳥羽氏と石巻の若手漁師たちとの交流会を実施。このエールを胸に、FJはこれからも世代を超えて、新3K(=カッコよくて、稼げて、革新的)な水産業の実現を目指します。

<鳥羽一郎氏からのコメント>
実際に石巻に行ってフィッシャーマン・ジャパンの取り組みを見てきましたが、みんなとてもいい顔をしていました。新しい考えもどんどん生まれてきています。これからは、ベテラン漁師から若手漁師まで一緒に手を携えてやっていかなくちゃいけない。自分も、若い漁師たちの活動を応援していきたいと思っています。そして、彼らのような想いのあるフィッシャーマンがどんどん生まれることを願っています。

<新曲概要>
新曲「北海の花」は、今までにない新しい切り口の「海の歌」。一度は都会に夢を追いながら、故郷で船に乗ることを決意する男の姿を描いた一曲です。

『北海の花』(楽曲解禁日:2022年6月22日、CD発売日:2022年7月6日)
MV:https://youtu.be/Z0RuXY1lC9w

<イベント概要>
「北海の花」のCD発売を記念し、7月6日(水)の13時半から、新曲発表会および、鳥羽氏と石巻の若手漁師たちの交流会を実施いたします。

<エールの背景>
FJと石巻市は、2015年から水産業の担い手育成事業「TRITON PROJECT」を推進しています。地域の漁師や漁協といったあらゆる世代・セクターを巻き込んで水産業の担い手を育て、当事業から石巻市内だけで40名以上の漁師が誕生しました。

一方、今年でデビュー40周年を迎える鳥羽氏は、漁師一家に生まれ、自身も5年間遠洋マグロ・カツオ船に乗船した経歴の持ち主。その後、演歌歌手として「兄弟船」や「男の港」など漁師を鼓舞する数々の名曲を歌ってきました。

鳥羽氏は、新曲「北海の花」をリリースするにあたり、FJの本拠地である石巻を訪問。そこで目の当たりにした「TRITON PROJECT」に鳥羽氏が感動し、FJやこの取り組みを応援したいと話してくれました。そこで今回、世代の垣根を越え、水産業の未来をつくっていくことの象徴として、FJの漁師たちが新曲MVに特別出演するほか、石巻の若手漁師たちとの交流会を実施することになりました。

<鳥羽一郎>
漁業の盛んな街で漁師の父と海女の母の間に二男二女の長男として産まれ、幼少時代から海と共に育つ。17歳から遠洋漁業のマグロ船やカツオ船の漁船員として5年間海で夢を追いかける。その後、陸に上がり調理師免許を取得して板前の修業をするが、歌手への夢を捨てきれず27歳で上京し、憧れの船村徹氏の門を叩く。内弟子として約3年間修行を積んだ後、出身地にちなんだ芸名が決まり、1982年8月25日「兄弟船」でデビューを果たす。

<フィッシャーマン・ジャパン>
漁業のイメージをカッコよくて、稼げて、革新的な「新3K」に変え、次世代へと続く未来の水産業の形を提案していく若手漁師団体。2024年までに三陸に多様な能力をもつ新しい職種「フィッシャーマン」を1000人に増やすというビジョンを掲げ、新しい働き方の提案や業種を超えた関わりによって水産業に変革をもたらすことを目指しています。

<TRITON PROJECT>
新世代のフィッシャーマンを増やし、未来へ向かってこの国の水産業を変えていくプロジェクト。2015年7月、フィッシャーマン・ジャパンが石巻市で立ち上げ、各地域の自治体や漁業協同組合、大学と連携することで、水産業の担い手を育ててきました。2021年3月からは株式会社ライトハウスと業務提携を結んだことで、この事業が全国展開し、計180名以上の漁師・水産業従事者が誕生しています。