これからの水産業を持続可能にする

UMI-EMA

ABOUT

フィッシャーマン・ジャパンは、海の神様・住吉大神をまつる「住吉大社」(大阪府大阪市)、そして海洋プラスチックの資源循環に取り組む「株式会社REMARE」(三重県鳥羽市)と一緒に、海を守るアクションを呼びかける絵馬「UMI-EMA(ウミエマ)」をつくりました。
「UMI-EMA」は、役目を終えた漁具をアップサイクルして生まれた絵馬です。廃プラスチックを新しいかたちで活かしながら、絵馬に描かれた海の生き物たちの“願い”を通して、気候変動や過剰漁獲、海洋プラスチックといった海の課題を、ふと立ち止まって考えるきっかけになればと考えています。
この絵馬をきっかけに、一人ひとりが海のことを少し身近に感じ、やがて社会全体を巻き込む大きなムーブメントへとつながっていくことを願っています。

BACKGROUND

海洋プラスチック、ゴーストギア、魚の減少、海水温の上昇。人間の活動によって、海の環境問題は年々深刻さを増しています。
こうした状況を受けて、FJとREMAREは2024年に業務提携を結び、廃プラスチックの再利用と、漁業と海洋環境が共存できる未来をめざして活動を続けてきました。

その後、10社を超える企業の皆さんと一緒に、「どうすれば一般の方々に海への意識を高めてもらえるか」を話し合いました。そうした対話の中から生まれたのが、海洋保全につながる新しい絵馬「UMI-EMA」というアイデアです。そしてこのアイデアに、海の神様をまつり、古くから航海や漁業に携わる人々の信仰を集めてきた住吉大社が賛同してくださったことで、「UMI-EMA」は実現に至りました。

海の問題はあまりにも大きく、ふだん海とあまり接点のない方にとっては、その変化に気づく機会も少ないかもしれません。たとえ問題意識を持てたとしても、「自分一人にできることなんて」と感じてしまうこともあるでしょう。

「UMI-EMA」プロジェクトが目指すのは、そうした一人ひとりの小さな一歩を後押しすること。その積み重ねが、やがて社会全体を巻き込む大きなムーブメントへとつながっていくことを願っています。

RESULT

「UMI-EMA」は2025年7月21日「海の日」から1年間、住吉大社で販売開始。売り上げの一部は、海を守る活動に役立てられます。

関連プロジェクト

フィッシャーマンジャパン・ブルーファンド

フィッシャーマンジャパン・ブルーファンド設立。 漁業団体とフィンテック企業が連携し、海の豊かさを守るための新しい投資・寄付の仕組みをつくりました。 ブルーエコノミーを牽引する企業から、採算ベースには乗りにくい水産業の担い手育成事業まで。水産業の枠にとどまらず、海に関する幅広い企業・事業が支援対象となります。 法人・個人からのインパクト投資と寄付を組み合わせた新しいファイナンスの形をつくることで、海というフィールドにより多くの人を巻き込み、持続可能な水産業の実現と海洋環境の保全を両立するブルーエコノミーの推進を図ります。 <投資対象> 水産業のみならず資源管理・海洋環境保全のための海のDX化、サステナブルな養殖エサの開発、海洋プラスチックの回収・リサイクル、海のサーキュラーエコノミーの実現、サステナブルシーフードの流通販売など、国内外の幅広い事業 <寄付対象> 短期的に収益が見込めないためこれまでボランティアや公金で行うことを余儀なくされていた水産業の担い手育成、ビーチクリーン、藻場再生(磯焼け対策、海藻移植)、サステナブルシーフードの普及・啓蒙など ※ブルーエコノミー:海を守りながら利用することで経済や社会全体をサステナブルに発展させていこうとする海洋産業のこと ※インパクト投資:従来の経済的なリターンの獲得に加え、投資を通じて社会的課題の解決を目指す投資のこと