2024.7.23

フィッシャーマン・ジャパンとライトライトが連携し、 個人事業主の多い漁業界での事業承継を推進。

事業承継マッチングプラットフォーム「relay」にて、石巻の漁業者の求人を公開。

■概要

事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」を運営する株式会社ライトライト(宮崎県宮崎市 / 代表取締役:齋藤 隆太)は、一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(宮城県石巻市 / 代表理事:阿部 勝太、以下FJ)とタッグを組み、relayにて漁師の後継者募集を開始したことをお知らせします。個人事業主の多い漁業界での事業承継を推進することで、水産業分野における後継者不在問題解決および水産業を盛り上げていく新たな人材確保のため尽力します。

その第一弾として、宮城県石巻市福貴浦(ふっきうら)の牡蠣漁師後継者候補募集案件を公開しました。

https://relay.town/entrustments/fukutokumaru

■背景

漁業者の高齢化や都市部への人口流出などの理由から、漁師の後継者不足問題は深刻であり、その傾向は三陸では震災の影響でさらに強まりました。FJでは、2015年から水産業の担い手育成事業「TRITON PROJECT」を立ち上げ、水産業界における人材不足解消に取り組んできました。これまでに宮城県石巻市で50名以上の新人漁師が誕生しています。

日本の沿岸漁業者の多くは、家族経営を主体とした個人事業主です。個人事業主のもとでの担い手育成は、キャリアプランの不透明さから難航することが多くありました。将来、独立して漁業を行うのか、従業員として漁師を続けるのか、もしくは後継者となり事業承継をするのか。漁師と漁師希望者の間でビジョンが食い違い、離職につながるケースもあります。

そこで今回は、「事業承継をオープンに。」を合言葉に、オープンネーム事業承継のパイオニアとして全国各地で70件超のマッチングを生み出してきたrelayと連携し、事業承継に特化した求人募集をかけることで、ミスマッチの低下と就業者・就業率の増加を目指します。

個人事業主が多い漁業において、事業承継の促進は、漁業を次世代に残していくために非常に有効な手段です。これからもFJでは、パートナーシップを結ぶことで、水産業を未来につなげるための取り組みを続けていきます。

■会社概要

■一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン

漁業のイメージをカッコよくて、稼げて、革新的な「新3K」に変え、次世代へと続く未来の水産業の形を提案していく若手漁師集団。2024年までに三陸に多様な能力をもつ新しい職種「フィッシャーマン」を1000人増やすというビジョンを掲げ、新しい働き方の提案や業種を超えた関わりによって水産業に変革を起こすことを目指しています。https://fishermanjapan.com 

■株式会社ライトライト 

事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」を運営。「事業承継をオープンに。」を合言葉に、事業を譲り渡したい方と譲り受けたい方をマッチングさせるサービスです。従来社名や企業情報が伏せられてきた事業承継のマッチングをオープンネームで行うことで、共感をベースにした新しい事業承継の形を打ち出した、商談率・成約率3年連続No.1(2020〜2022年度)※の事業承継マッチングプラットフォームです。

※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「国内ビジネスマッチングプラットフォーム市場の現状と展望【2022年・2023年版】」(mic-r.co.jp)

■お問い合わせ先

株式会社ライトライト 木屋

press@light-right.jp

一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン 香川 

kagawa@fishermanjapan.com